ダンサー 美佐子の作り方
昨日、21回目の結婚記念日を迎えました。人生の半分以上を一緒に過ごしている事になります。 何に惚れたかと言うと、社会的モラルと人間的な優しさ。感情の起伏も正直ゆえのものでダンサーとしても人間としても尊敬できる存在です。そんな美佐子ですが、ドイツでの生活は常に涙。泣かない...
異国のフレンズ
ドイツ留学の初期の頃は、ドイツの選手の友人が沢山出来ました。そのころは年齢の近いユースの選手と一緒に練習する機会も多かったし、彼らの競技会に応援しに行く事も有りました。 地元では活躍している彼らですが、全国区のジャーマンオープンになるとファイナルに残るのは、世界でもトッ...
あし(脚・足)はダンスの基礎
先日ダンスファン6月末発売号の女性の為の企画の撮影をしました。 あし(脚・足)の表現を美しく見せる方法についての内容になると思います。 その中であしの軌道について解説したのですが、ラルフはあしの使い方に特別厳しかったと思います。今思えば、土台である足元から脚は、...
「素晴らしい街 ボン」
ラルフとはすでに19年の付き合いになりますが、初めの頃は私達があまりにも幼かったのか兄弟が休みを利用して来ていると思っていたらしく食事の心配を初め、ずいぶん気にかけて貰いました。 その日に何をしていたのかを誰かがラルフに報告して、次の日にはラルフが知っている。それぐらい...
感覚は頼りにならない?
さて「ある事」とは、感覚に関する事で自分の感覚と実際の動作には少なからずズレがあると言う事でした。 初期の頃は自分の眼が有体離脱して踊っている自分を外から見る事が出来たらどんなに練習がはかどるだろうかと思っていました。しかしそんなことはあり得ないので信頼できる第3者が必...
Uバーン(地下鉄)に乗りアパートから通う日々。
この「動作を反復する時間」が新しいものを身に付けていく上での1つのキーワードになっていると思います。 「思い起こせばあの頃は何にもなかったなー」不自由極まりない異国の地で話し相手は美佐子のみ、出来る事は踊る事だけ。辛かったのか?幸せだったのか?今にして思えば最高の環境だ...