かけがえの無い場所・かけがえの無い人々
福島の原発騒ぎまっ只中に静岡の浜岡原発再開の計画に資本主義の暗部を見る気がします。利益と共存は相容れないのでしょうか?
私達は競技ダンスの世界にいます。競争社会そのままですが、勝ち負けだけがすべてではありません。個性豊かなダンサーが揃い、各々が最高の演技をすることで初めて競技が華やいだものになります。一人勝ちなどありえない、チャンピオン以外のダンサーも大勢のファンを持ち、観客にとって全ての選手がナンバーワンです。 成長社会、便利な世の中には電力が必需品でしょう。しかし一回のミスでその後、将来にわたって住む地域が消滅する放射能のリスクと引き換えにするほどのものでしょうか?
全ての人が誰かにとってかけがえの無いナンバーワンな人間です。その土地も同じ様にかけがえの無いものです。エコがブームです、原発に頼らない範囲で生活するライフスタイルが幸せを生む社会を望みたいと思います。
リーダーの資質
震災から1ヶ月が過ぎましたが、余震はいっこうに収まらず、エネルギーの大きさにただただ驚くばかりです。
先日、何年か前に出版された静岡県にある原発の危険を警告する本を読みました。地震による被害によっておこる可能性が今回の福島の原発事故そのもので背筋の凍る思いでした。国土の狭い日本に私達のすむ場所が無くなる前に国内の原発をすべて停止して欲しいと願うのは私だけでしょうか。
消費国家として成長してきた日本は今までの生活スタイルを見直さざるを得ないと思いますが、ヨーロッパのキャンドルや照明機器の使い方、シエスタなどはとてもオシャレで新たな生活スタイルを模索するのは楽しみになりそうです。我が家の関心事は今年の梅雨から夏にかけて熱帯雨林地帯になりつつある日本でいかに快適に過ごすかが最大のテーマになりそうです。もともと我が家ではクーラーを使わず扇風機なので問題は無いのですが、さすがにダンス教室で冷房が使えないと熱中症対策がすこし気になります。
今回の教訓はトップ(ここでは首相)が普段、信用ある行動をとっていないと批判にさらされてしまうという事です。小