統一全日本ショーダンス選手権を審査して 7
最後にアマチュアC級ラテン競技会です。ダンスは芸術だと思います、絵画や写真と同じでその人の人間性やバックグラウンドが見え隠れするものだと思います。 アマチュア競技会の良い所は、色々な職業の人が踊っている、色々な人生経験を積んだ人が表現している所に魅力が有るのだと思います、私は自分とは違う感性の人が表現する物にとても興味が有ります。技術的に見たら専門家であるプロにかなうはずが有りませんが表現はそれがすべてではないと思います、テクニックや理論は表現する為の手段でしかありません、ダンスの狭い世界しか知らない人よりもっと奥深い表現がきっと出来る筈です、私達には表現する手助けは出来ますが、人生経験豊富な諸先輩方にはダンスを通じて日本という国を次世代に伝えてくれたらな、と思っています。1週間にわたって審査をしてきた感想を書いてきましたが次回から「回想編」に戻りたいと思います。