成長の証
今回のプロフェッショナルC級ラテンはとても興味深いものになりました。 新しい選手の活躍もありましたが、ルンバで1位を付けたカップルには非常に感心しました。彼らのようにダンスに真面目に取り組んで技術的に進歩していく(私にはそう見えました)選手は希少ですが、ずっと育っていってほしいと思います。 それにしてもファイナルの選手は皆、個性的で才能も有り、こんなにワクワクして審査をしたのは久しぶりでした。 続いて関東ダンス選手権です。最近のJDC東部総局の選手権は毎回決勝のメンバーが入れ替わっている様に感じます。実力が伯仲し、ポジションのある人間には緊張感を、決勝を狙う人間には希望を与えているようです。今回も1予選から各選手が素晴らしいパフォーマンスを見せてくれました。観る側としては非常に嬉しい限りですね。今回は昨年優勝の加治屋組を抑えて、芝西組が初優勝しました。どちらも今後の活躍が非常に楽しみです。 審査員としての私の最高の喜びは、選手に成長の証がみられた時です。調子の善し悪しや見栄えではなく、内面の成長は本番ではなかなか見る事が出来ない事ですが、たまーに見つけると、とても幸せな気分になります。次の審査も期待しよーっと。