第2章-1995年 初めての留学、そして選択
年初めのU・K戦ラテンライジングスターでは日本人でただ一人準決勝に入賞、海外で初めての賞金を貰い、夢は膨らむばかり。 東京選手権ではひとつ順位を上げ第2位、第2回JDC全日本オープン選手権では2つ順位を上げ第4位、そしてこの年ついに大きな決断をする時がやってきました。 JBDFに残り歴史ある団体で頑張っていくか?JDCに移籍し海外に活躍の場を求めていくか?答えは決まっていました。 なぜなら、私の夢は世界選手権でセンターポールに日の丸を掲げ、君が代を斉唱する。 ボンの空港でラルフに憧れてからずっとそのために頑張ってきました。 世界選手権の代表選考会であるJDCの試合に出場することは夢の実現には必要不可欠なことでした。