新しいものを提案する事
福岡にレッスンに行ってきました、色々なコーチャーにレッスンを受けているカップルのレッスンをする事はとても興味深いことです。 今回、某海外有名コーチャーにPPtoCPP RUNSのタイミングで3/4 ・3/4・ 1/2拍を提案されたカップルがいました。私達の教科書には3/4・1/2・3/4拍として紹介されています。このステップが教科書の著者によって紹介されて以来、長い間大勢の選手及びコーチャーによって研究され、現在まで教科書には修正がされていません。ということは理論的には理にかなったタイミングだということだと理解出来ます。ただ時代の進化によって音楽のリズムパターンに新しいアイデアが加えられています。音楽を表現するアイデアとしてテクニックが存在している以上、今までとは違ったタイミングをトライする事は大いに可能性が広がることになると思います。 ここで重要なのは、そのトライを受け入れて貰えるレベルにいるかどうか?という事だと思います。他人と違うトライは先駆者に成りうる可能性がある半面、受け入れて貰えない危険性も有ります。自分を表現する為のとても大切な情報源である自分の耳が教科書とは違うタイミングを聞いた場合は、それを信じたダンスを踊ってください。そしてそれを一般的なレベルまで普及する為には、周りを巻き込むだけのレベルにいる必要があることを理解しておいてください。